USEN-NEXT GROUP 全事業所使用電力の約70％を実質再生可能エネルギー由来電力へ切り替え｜お知らせ

株式会社USEN-NEXT HOLDINGS(本社：東京都品川区、代表取締役社長CEO：宇野康秀、以下、当社)は、環境問題や社会課題が深刻化する中で、サステナビリティを優先的に取り組むべき課題として4つのマテリアリティ（重要課題）「環境・社会・企業統治・当社の事業」を掲げ、サステナブルな社会の実現を目指す取り組みを強化しています。

このたび、環境領域のマテリアリティ活動の一つとして、USEN-NEXT GROUPの全事業所で2022年度に使用した電力の約70%を、実質再生可能エネルギー由来電力（以下、再エネ由来電力）に切り替えましたことをお知らせします。

当社は2021年度にサステナビリティのマテリアリティやKPIを設定。環境への取り組みとしては、「環境負荷の低減と循環社会への貢献」を掲げ、TCFD提言の情報開示でも目標の一つとして掲げている1.5℃目標「2030年までのScope1.2のCO2排出量50％削減」達成に向け、再エネ由来電力への切り替えや車両のEV・HV化など、排出量削減施策に取り組んでいます。

昨年に引き続き2度目となった今回の取り組みでは、昨年の再エネ由来電力比率約50％から、大幅な目標値の引き上げを行い、「全拠点での使用電力量のうち約70％を再エネ由来電力へと切り替える」という2025年度の目標を3年前倒しで達成しました。

再エネ由来電力比率70％を達成すべく、昨年度に非化石証書を購入した大規模拠点の12拠点に加え、新たに当社グループの株式会社U-POWER（本社：東京都品川区、代表取締役社長：高橋信太郎、以下、U-POWER）が販売するグリーンエネルギーを導入している拠点などを含めた合計23拠点に対象拠点を拡大しました。今回の取り組みにあたり、事業所の電力をU-POWERが提供するグリーンエネルギーに切り替えただけでなく、2023年5月に『トラッキング付FIT非化石証書※1』をU-POWERが代理購入し23拠点の使用電力量を再エネ由来電力100%としました。

今後の中長期目標としては、2030年度に事業所の電力の100％を再エネ由来電力に切り替えることとしています。

今後も、グループ全体でサステナブルな社会の実現、サステナブルな企業成長を目指してまいります。

※1 『トラッキング付FIT非化石証書』：太陽光・風力・地熱発電など、非化石電源の再生可能エネルギーにより発電された電気について、非化石電源由来であることの価値を証書の形にしたもので、電源種や発電所所在地などのトラッキング情報が付与されています。今回証書として使用するFIT電気は、国内の電気利用者が負担する賦課金によって賄われています。

LINK 今回の実質再生可能エネルギー由来電力切り替え対象拠点（23事業所）