Sustainability サステナビリティ
環境
生物多様性
さんご保全活動
海の生き物約50万種のうち、4分の1はさんご礁に住んでいるとも言われており、 さんご礁は生物多様性を保持するために重要な場です。また、さんごが海水のCO2濃度調節を行っていたり、 共生藻(褐虫藻)が光合成を行い水中環境を整えてくれていたりもします。しかし、近年、さんご礁は自然災害や気候変動、環境汚染などによって危機的状況にさらされています。
当社は、2022年9月から、沖縄でさんご保全活動を行う「有限会社 海の種」様が運営する、さんご養殖施設「さんご畑」の支援をしています。
施設内に設けられた「豊かな未来の海」と題された当社の池で、2024年8月期には有性生殖により約100万匹のプラヌラ幼生が誕生し、株分けによる無性生殖により約3000本のさんごの苗が生産されました。今後も引き続き「さんご畑」への支援を通じて、生物多様性保全の取り組みを継続していきます。
「豊かな未来の海」でのさんごの養殖実績
2023年8月期 | 2024年8月期 | |
---|---|---|
有性生殖で生まれた プラヌラ幼生の数 |
100万匹 | 100万匹 |
株分けによる無性生殖で 生産した苗の数 |
2,000本 | 3,000本 |
気候変動に適応した事業への発展を見据え
協力してさんご礁の再生に取り組みます
さんご礁再生への取り組みには、まだまだ未知のことが多くあります。時には想像もできなかった成果が生まれたり、時には変化する気候や自然の脅威と向き合ったりと、費用対効果を考えにくいチャレンジングなことばかりです。そんななか、㈱U-NEXT HOLDINGS様が沖縄のさんご礁を大切に思い、私たちの活動に携わってくださることを大変ありがたく思っています。この取り組みが気候変動に適応した事業へと発展していけるよう、これからも末長くよろしくお願いします。
有限会社 海の種 代表 金城 浩二様
森林保全活動の支援
㈱U-POWERは、個人向け電力プラン「GREENホーム」を通じて環境省より「自然共生サイト」に認定された「一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団」の森林保全活動を支援しています。
アファンの森は、長野県信濃町にある森です。
ここは以前、約40年以上にわたり放置され「幽霊森」と呼ばれていましたが、英国出身の作家で環境保全活動家のC. W.ニコル氏の森林保全活動によって、今では絶滅が危惧されている動植物の65種以上が確認されるなど、生態系が蘇りつつあります。
㈱U-POWERは、アファンの森財団が取り組む「100年先の未来のために生物多様性豊かな森を広げる」という使命に賛同し、環境保全への取り組みを強化するため、2023年10月にオフィシャルスポンサー契約を締結しました。
また、㈱U-POWERのGREENホームをご契約中のお客様に感謝の気持ちを込めて、年2回アファンの森への無料招待ツアーも行っています。
2024年5月と11月に実施したツアーでは、実際にお客様と社員が一緒に森を散策することで、森林保全活動への理解や㈱U-POWERの提供する電力を再認識していただく素晴らしい機会となりました。