USEN-NEXT GROUP さんご保護活動を実施
「さんご畑」に"豊かな未来の海"と題した当社の池を設置
~環境・生物多様性への取り組み~
株式会社USEN-NEXT HOLDINGS(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:宇野 康秀、以下、当社)は、環境問題や社会課題が深刻化するなかで、サステナブルな社会実現に向けた優先課題として 4 つのマテリアリティ(重要課題)「環境・社会・企業統治・当社の事業」を掲げ、サステナビリティ活動を強化しています。
その一環として、このたび当社は沖縄でさんご保護活動を行う「有限会社 海の種※」が運営する「さんご畑」に、“豊かな未来の海”と題した池を設置し、完了しましたのでお知らせします。
これは、環境領域のマテリアリティ活動の中でも生物多様性への取り組みとなります。
「海の熱帯林」、「海のオアシス」と呼ばれるさんご礁ですが、海の生き物50万種のうち、4分の1はさんご礁に住んでいるとも言われており、さんご礁は生物多様性を保持するために重要な場となっています。一方で自然災害・気候変動・私たちの生活などによって危機的状況にさらされており、当社は沖縄でさんご保護活動を行う「有限会社 海の種」様の想い・活動に賛同し今年度よりその活動を支援しています。
「有限会社 海の種」様が運営する「さんご畑」は、2018年の台風で大きな被害をうけ、改修工事のために長期間休園していましたが2022年10月1日より施設の見学を再開しました。見学再開後も、施設内の改修工事を並行して行っており、この度2023年6月に施設内に“豊かな未来の海”と題した当社の池の設置が完了しました。
“豊かな未来の海”には、海に放流するための種親となるさんごの群体(マザーコーラル)が暮らしています。保護動物であるさんごは、採捕の際に特別な許可が必要です。そのためマザーコーラルの管理は養殖さんご放流事業の基盤となります。さんご畑では、毎年約100万匹以上のさんごの幼生がマザーコーラルから産み出され、そのうち90万匹ほどを海に放流しています。残りの約10万匹は施設内の養殖槽に放流され、その後芽吹いた苗が海へと植えつけられます。”豊かな未来の海”はそのたくさんの命の供給源になります。
当社は今後も、さんご保護活動を通じて環境・生物多様性への取り組みを推進していきます。
※有限会社 海の種 概要
会社名:有限会社 海の種 / Sea Seed, Ltd. 株式会社USEN-NEXT HOLDINGS
所在地:沖縄県読谷村高志保923-1
代表者:金城 浩二
設立:2004年 4月 13日
有限会社 海の種 代表 金城様からのコメント
さんご礁再生への取り組みには、まだまだ未知のことが多くあります。時には想像もできなかった成果が生まれたり、時には変化する気候や自然の脅威と向き合ったりと、費用対効果を考えにくいチャレンジングなことばかりです。そんななか、USEN-NEXT HOLDINGSさんが沖縄のさんご礁を大切に思い、私たちの活動に携わってくださることを大変ありがたく思っています。この取り組みが気候変動に適応した事業へと発展していけるよう、これからも末長くよろしくお願いします。
2023年2月に実施した「Workcation for Sustainable」の様子
2023年2月に、リモートワークとサステナビリティ活動を掛け合わせ、ワーケーションの中に「サステナビリティ活動を通して地域に貢献する」ことを取り入れた、「Workcation for Sustainable」という新しいプログラムを沖縄県うるま市で実施しました。全国から集まった参加社員が、沖縄県うるま市でワーケーションを実施しながら、さんご保護活動・ビーチクリーン活動などのサステナビリティ活動に取り組みました。
「Workcation for Sustainable」の詳細はこちら
USEN-NEXT GROUPのサステナビリティ関連リリース
会社概要
会社名:株式会社USEN-NEXT HOLDINGS
所在地:東京都品川区上大崎三丁目1番1号 目黒セントラルスクエア
代表者:代表取締役社長CEO 宇野 康秀
設立:2009年2月3日
お問い合わせ
【報道関係者からのお問い合わせ先】
株式会社USEN-NEXT HOLDINGS
広報部 滝口、飯岡、黒岩